STRUCTURE 構造

快適なタワー生活を守る基礎構造

〈クレヴィアタワー大阪本町〉では、高層30階のタワーを支えるため制震ダンパーと呼ばれる間柱型制振装置が採用されています。制振ダンパーには、鋼材をパネル状に加工し、振動を吸収する材料でできた「低降伏点鋼ダンパー」を使用し、その部材に地震エネルギーを吸収させることで、建物の揺れを低減し、柱や梁の構造部分の損傷を抑えてくれます。また、地震エネルギーを吸収する「制振ダンパー」は、4〜24階の1フロア当たり4カ所に配置され、建物全体で84カ所に設置されています。建物全体のバランスを考慮して各所に配置されたダンパーが効率的に地震エネルギーを吸収し、いつまでも安心して快適に暮らせるようになっています。

強固な「柱構造」

コンクリート柱内の帯筋には、継ぎ目がなく一般的な帯筋に比べて強度が均一になる溶接閉鎖型せん断補強筋(帯筋)が採用されています。コンクリートの拘束性を高め、地震時に主筋が折れ曲がることを抑制することで、より耐震性の高い粘り強い構造となっています。

遮音対策

パイプスペースの排水堅管はグラスウールの上に遮音シート巻きとするなど、生活排水などに対する音にもきめ細やかな配慮が施されています。

床スラブ

歩く音やスプーン等の落下音など下階への生活音を軽減するフローリングが採用されています。約200mm〜約310mm厚の床スラブと一体化し、生活音が下階に伝わりにくくなっています。
※住戸の床スラブ以外を除く

戸境壁

住戸間の耐火性能と遮音性能を兼ね備えた乾式耐火壁が採用されています。グラスウールの外側にはプラスターボードが重ね貼りされています。

外壁

居住者一人ひとりの快適な暮らしを守るために、外部に接する壁の室内側には、断熱性を高めるための配慮として断熱材が施されています。

ポスイドスラブ工法

床スラブを支える小梁を必要としない工法が採用されているため、一般工法に比べ、スッキリと美しい空間が実現しています。住環境の居住性を高める工夫が施されています。
※上記の内容は分譲当時のパンフレットに記載されている内容を基に一部加筆して掲載しております。
※掲載の参考写真、参考イラスト、概念図については、実際のものとは多少異なります。